ビタミンKの効果と豊富に含む食品を解説します!

2019年5月17日

ビタミンKってなんでKなの!?

ビタミンって、ビタミンAから始まり、B、C、D、Eって続きますよね。順当に行けば次は「ビタミンF」のはず。

ですが、期待を裏切るまさかのK!

これはビタミンKが他のビタミンとは違うネーミングをされているからなんです。

ビタミンA~ビタミンEまでは、そのビタミンが発見された順番で名前がついています。機械的です。

しかしこのビタミンKにはちゃんと名前に意味が込められているのです。

「凝固」という意味であるドイツ語”Koagulation”のイニシャルが由来とされています。

凝固という単語が由来になっていることからわかる通り、ビタミンKには血液を凝固させる効果があります。

それではビタミンKの効果を詳しく見てみましょう!

緑黄色野菜の写真

ビタミンKの効果

・出血した時に血液を正常に凝固させる

ビタミンKは血液の凝固に関わるビタミンです。

血液が正常に凝固するためには、プロトロンビンと呼ばれる物質が血液中に十分にある必要があるのですが、このプロトロンビンが肝臓で作られる時に酵素として必要なのがビタミンKなのです。

そこため、ビタミンKが不足すると出血しても血が止まりづらくなるという恐ろしい状態になります。

・骨や歯を健康に保つ

丈夫な骨づくりにもビタミンKは力を発揮します。

骨に存在するタンパク質を活性化することでカルシウムの沈着を促進し、骨の形成を促す働きがあります。よって、ビタミンKは骨粗しょう症の治療にも使用されています。


ビタミンKが不足してしまうと。。。

出血が止まりにくくなったり、骨がもろくなるのに加え、

・血尿

・胃腸からの出血

・鼻血

などの症状が起きる可能性があります。

ビタミンKを豊富に含む食品は?

このように、ビタミンKは不足すると怖いビタミンなので、日常的に補給したいですよね。

ビタミンKを豊富に含む食品と言えば、なんといっても納豆です!納豆1パックに約240μgのビタミンKが含まれているのですが、成人の1日あたりのビタミンK摂取目安量が150μgなので、いかに納豆のビタミンK含有量が多いかわかると思います。また、ビタミンKは体内で腸内細菌によっても生成されるため、納豆で腸内細菌を補給するのは一石二鳥の効果があります。

それ以外では、小松菜などの色の濃い緑黄色野菜、豆類、海藻、植物油、肉類、タマゴ、乳製品などにビタミンKは含まれています。

尚、ビタミンKは脂溶性のビタミンでありますが、過剰摂取による健康被害はないとされています。よって摂取上限量は定められていません。

ビタミンKが不足する心配はいらない!?

このように、日本人のソウルフードとも言える納豆やその他幅広い食品に含まれているため、通常の食事をとっていれば現実的にビタミンKが不足する心配はいりません。腸内細菌によって随時作られていることも大きいです。

しかし、以下の場合ではビタミンKが不足してしまう可能性があります。

・抗生剤を長期にわたって服用している場合

体内の腸内細菌が抗生剤により減少し、腸内細菌によってビタミンKが十分につくられなくなります。

・新生児や乳児

腸内細菌をまだ十分に体内に持っていない場合は、ビタミンK不足による消化管出血や頭蓋内出血を起こす可能性があります。

・高齢者

加齢によって胆汁の分泌量が減少し、小腸でのビタミンKの吸収率が下がることが考えられます。


その他、肝臓病などによってもビタミンKが不足するケースがあるとされています。

このような場合でも、腸内細菌によるビタミンK供給にだけ頼るのではなく、食事から積極的にビタミンKを摂取することで、ビタミンKの不足を防止することが大切です!


2019年5月17日

Posted by マリンガイ