ビタミンAの体への効果 過剰摂取すると危険?

2020年9月16日

その他のビタミンと同じように、ビタミンAには体を正常な状態に保つのに不可欠な働きがあります。しかし、過剰摂取に注意が必要なビタミンとしても知られています。

この記事では、ビタミンAの正体、そしてビタミンAの体への作用について良い面と悪い面をそれぞれご紹介していきます。

畑にニンジンが埋まってる

そもそもビタミンAって具体的に何?

ビタミンAは、

・レチノール

・レチナール

・レチノイン酸

の3つの物質の総称です。

ビタミンAは脂溶性ビタミンなので体内にとどまりやすく、過剰摂取すると人体に害があります。そのため、推奨摂取量と同時に上限摂取量が決められています。また、脂と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

レチノールはレバー、卵、うなぎ、乳製品などに豊富に含まれています。

ビタミンAと言えばニンジンにたくさん含まれているというイメージをもっている方も多いと思います。ニンジンなどの緑黄色野菜に含まれるβ―カロチンやα―カロチンなどのカロチノイド類は、体内でビタミンAに変化します。なので、ニンジンを食べると間接的にビタミンAを摂っているということになります。必要な量だけ体内でビタミンAに変換されるため、このカロチノイド類は過剰摂取の心配がありません。

ビタミンAの効果

メインのビタミンAであるレチノールには以下の効果があります。人の血液中のビタミンAはほとんどがこのレチノールです。

・骨、皮膚や目の粘膜を健康に保つ

・免疫力を高める

・暗いところで視力を保つのをサポートする

レチナールは正常な視覚機能を維持する効果があります。

レチノイン酸は遺伝子の発現に関わり、抗がん作用があると言われています。


また、ビタミンAを肌に外用薬として使用した場合、古い角質を除去し、肌のターンオーバーを高める効果があります。そのため、ビタミンAが含まれている薬剤や化粧品を使用している間は紫外線による影響を受けやすいため、日焼け止めの使用が強く推奨されています。


ビタミンAには以上のような働きがあるため、ビタミンAが不足すると

・肌荒れ・ニキビ

・アレルギーになりやすくなる

・暗闇での視力障害

・視力の低下

・骨折しやすくなる

・子供の場合は骨や歯の発育不全

・下痢

などの不調が体に起こる可能性があります。

ビタミンAを過剰摂取するとどうなる?

このように、不足すると体に不調が出てしまうビタミンAですが、逆に過剰摂取してしまっても体に不都合が起きます。主に肝臓に蓄積されるため、肝機能に障害がでる他、

・食欲不振

・めまい

・脱毛症

・皮膚炎

・筋肉痛

・口唇炎

・頭痛

などの症状がでる可能性があります。

体格や体質にもよりますが、一日に10万IU以上摂取すると肝臓に障害がでる可能性があるとされています。

ビタミンAは過剰摂取にだけ少し気を付けましょう!

普通に食事をしている分には過剰摂取することはあまり考えられませんが、ビタミンAを多く含む食材だけたくさん食べたり、サプリメントの飲みすぎには注意が必要です。焼き鳥屋でレバーばっかり食べちゃダメですよ!元気出るからついたくさん食べちゃいますが。。。

また、先進国である日本に住んでいる限り、ビタミンAが不足して体に不調がでることはほとんどありません。さきほど紹介したビタミンAが豊富に含まれている食品を安定して食べることができるからです。また、いざという時のためにビタミンAは肝臓に蓄えられていることも理由の一つです。

このように、普通に生きていればあまりビタミンAの摂取量を気にする必要はありません。過剰摂取については、ビタミンAがたくさん入っている食べ物は何かということを頭の片隅に入れておけば防ぐことができますよ!


2020年9月16日

Posted by マリンガイ